野方消防署から、防災のお知らせ

▼熱中症にご注意!

▼花火による事故を防ごう

▼水による事故から、尊い命を守ろう

 

▼熱中症にご注意!

 夏本番です。この時期、暑さや日差しに身体が慣れていないため、熱射病や日射病、いわゆる熱中症により救急車で病院に搬送される方が多く見られます。

 昨年7・8月中、東京消防署管内では628名の方が運ばれ、289名の方が入院し、そのうち17名方が意識不明の重態となっております。

 熱中症は高度の脱水症状や意識障害により生命にかかわる重大な結果となることから、屋外はもとより、屋内においても体調に十分注意し、水分補給や休養をとるように心掛けましょう。

(1) 日射病とは
熱中症のうち、暑い所で直射日光に長時間さらされ、動き回ったときに起こります。
脳の体温を調整する中枢がうまく働かず、発汗と諸臓器への血流増加のため、心臓からの血液の送り出しが追いつかなくなった状態です。
症状としては、身体はだるく、頭痛、吐き気、めまい、低血圧などがおこり、ひどい場合には、失神します。
(2) 熱射病とは
熱中症のうち、非常に暑いところで働いていたり、スポーツをしたりしているときに、不十分な発汗、熱の蓄積、酸素欠乏などが原因で起こります。
症状としては40C以上の体温上昇、頻脈、瞳孔拡大、意識状態の悪化、全身ケイレンなどが起こり、最悪の場合、多臓器不全となって死に至ることもあります。
(3) 熱中症を防ぐには
・炎天下や暑い場所での長時間の作業やスポーツなどは避けるようにし、もし、行う場合は、水分を十分補給し、途中で休憩をとるようにしましょう。また、体調が悪い時は、無理をしないようにしましょう。
・体調が悪いときなどは、日中の外出は避け、もし、外出する時は、帽子をかぶるなど直接日光に当たらないようにしましょう。
(4) 熱中症にかかったときは
・風通しの良い日陰や、冷房の効いた所に移動しましょう。
・衣服をゆるめて楽にしましょう。
・冷たい水でタオルをぬらし、手足などを冷やしましょう。
・早めに医師に診せるか救急車を呼びましょう。

 

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▼花火による事故を防ごう

 夏の風物詩の一つとして自宅や旅行先で、みなさんもおもちゃの花火で遊んだ楽しい思い出をお持ちかと思います。

 おもちゃ花火は、年々技術の向上とともに、炎の鮮やかな色や吹き出し方などの変化に富み、その扱いも多様化しています。

 しかし、おもちゃ花火といっても原料は火薬であり危険な物です。毎年誤った取り扱い方法により、事故が絶えません。

 おもちゃ花火は小型で火薬量も少なく作られていますが、火薬類取締法施行令によって、種類や火薬の量などが定められています。

 花火による事故をなくすために、使用上に注意をよく読んで正しく取り扱いましょう

 

●花火による火災を防ぐためのポイント

平成13年中、東京消防庁管内の火災件数6,933件のうち、花火による火災は66件でした。発火元としては、炎・火の粉又は火花を出すものが最も多く、行為者の状況としては13歳以上16最未満が大きな割合を占めています。

また、花火による事故事例としては、
・完全に消えていない花火を投げ捨てたため出火した火災
・花火の火の粉が飛び、出火した火災
・花火により着衣着火した火災

などがあげられます。

これらの点を踏まえて、花火による火災を防ぐポイントを示します。

(1) 花火の説明書をよく読んで注意事項を必ず守り、正しく取り扱いましょう
(2) 花火は人や家に向けたり、燃えやすいもののある場所ではやめましょう。
(3) 風の強い時、花火はやめましょう。
(4) 必ずバケツに水を用意しましょう。
(5) 遊び終わった花火は、必ずバケツの水につけて、残り火を完全に消しましょう。
(6) 子どもだけでなく、大人と一緒に遊びましょう。
(7) 一度にたくさんの花火を点火しないようにしましょう。
(8) 正しい位置に、正しい方法で点火しましょう。
(9) 吹出し、打ち上げなどの筒状花火は、途中で火が消えても筒をのぞくのはやめましょう
(10) 花火をほぐして遊ぶことはやめましょう。
 

●おもちゃ花火の遊び方のポイント

 

種類 遊びのポイント
炎・火の粉・火花を出す花火 ☆吹出し筒物・パイプ物・台付噴火物(ドラゴンなど)
・手持ちの筒物は、筒の下から噴射することがあるため、筒の中程を軽く握り、ロウソクで火をつけるようにしましょう
・台付のものは、倒れないように真っ直ぐ立て、火をつけたら素早く離れましょう。決して手に持って火をつけないようにしましょう。

☆化粧紙巻・より物(線香花火など)
・着火の途端に火が吹き出して火傷をすることがあるので、マッチやライターを使わずにロウソクで火をつけましょう

☆ねり物(ナイアガラなど)
同時に数本の花火に点火すると、一挙に大きな炎となり危険なのでやめましょう。

打ち上げ花火 ☆連発花火・単発花火・パラシュートなど
・絶対に手に持って遊ばないようにしましょう。倒れないように土か砂などでしっかり固定しましょう。打ち上げ花火をビンなどに立てる場合も同じく倒れないようにしましょう。
・筒先から勢い良く火の粉などが空中に飛び出しますので、筒先に顔を出さないようにしましょう。
・パラシュート花火は、電線などに注意しましょう。
回転する花火 ☆ヨーヨー・ねずみ花火など
・回転するものは、棒の先に吊るし絶対に糸を持たないようにしましょう。
・点火するときには、花火を地面に置いて点火しましょう
・コマ状に回転するものは、平らな地面の上で行いましょう。
・回転して動くので、人や燃えやすいもののない場所で行いましょう。
飛しょうする花火 ☆ロケットなど
・電線や家のない所で、また燃えやすいもののない広い場所で行いましょう。
・風の強い日はやめましょう
・長い柄など尾付きの花火は、細口ビンなどをしっかり固定してから、真っ直ぐに立て、方向を真上に定めてから発射しましょう。
爆発音を出す花火 ☆点火によって燃焼し、爆発音を出すもの(爆竹など)
☆摩擦、衝撃で爆発音を出すもの(クラッカーなど)

・手に持たずに、地面に置いて行いましょう。
・特に爆竹は点火すると、極めて短い時間で爆発音を発し、飛び散りますので火をつけたら素早く遠くへ離れましょう。
・広い場所で、人の迷惑とならないところで行いましょう。
・危険ですので、分解することは絶対止めましょう。
・一つずつ遊びましょう。
・持ち運ぶ時は、ポケットなど衣服に入れて運ばないようにしましょう。
煙を出す花火 ☆煙玉・スモークボール・煙幕など
・煙を出す花火は、長い時間にわたって煙を出しますので、風向きに注意し燃えやすいもののない広い場所で遊びましょう。

 

より詳細な内容が必要な方は

東京消防庁ホームページhttp://www.tfd.metro.tokyo.jp/をご覧下さい

 

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▼水による事故から、尊い命を守りましょう

暑さが本格的になってきました。これからのシーズンは、ダイビングなどの海洋スポーツや海水浴、河川でのキャンプ、プール遊びなど水辺でのレジャーを楽しむ機会が多くなります。

特に7・8月は夏休み期間であり、幼稚園児や小学生の小さなお子さんが事故に巻き込まれ、時には死亡にいたるケースもあります。

また、高齢者を主として、一年を通じて入浴中の事故が多く発生しています。行楽だけでなく、日常生活にも水による事故の危険性は潜んでいるのです。

水による事故の現状を理解し、事故から尊い命を守りましょう。

 

●水の事故を防ぐためのポイント

水の事故は、「水難による死者・行方不明者の行為別構成比(平成12年全国)」によると、水泳中よりも
・魚とり、釣り中
・通行中
・水遊び中

の事故が目を引きます。

すなわち、水泳中での発生よりもむしろ、魚とりや釣りなどの泳ぎや潜水を伴わない安全と思われる行為での発生が最も多く、水による事故は手軽な行楽においても条件によっていつでも発生する危険があることを示しています。

また、通行中水遊びも全体の四分の一弱発生していることから、やはり小さなお子さんには十分な注意を払うことが必要なのです。

これらの点を踏まえて、水の事故を防ぐポイントを示します。

1 海や河川、プールでは
  • 海水浴場や川岸では、小さい子供さんから目を離さないようにし、遊泳中や水遊び中は大人が付き添うようにする。
  • 飲酒後や体調がすぐれないときに海やプール等で遊泳することはやめる。
  • 海、河川では、気象状況に注意を払い、天候の変化に応じ遊泳や川岸でのキャンプなどを中止するといった危険回避について十分認識するとともに、防水パックに入れた携帯電話を携行し、常時緊急連絡がとれるようにする。
  • 磯釣りや海上でのレジャーを楽しむときは、ライフジャケットを着用する。
2 家庭内では
  • 浅く水を入れたビニールプールや浴槽でも溺水の危険があることから、乳幼児の水遊びでは必ず大人が付き添うようにする。
  • 高齢者が入浴しているときには事故を防止するため、入浴時に家族が声をかけたり、入浴を介助する。また、一人暮らしの高齢者では、異常時の早期発見のため公衆浴場の利用も考慮する。
  • 乳幼児の事故防止のため、洗濯機などのそばに踏み台となるようなものを置かないようにする。
    浴室には鍵をかけるか、浴槽の水は抜いておく。

 

●水の事故への対処方法

水の事故の特徴と予防法を熟知し、水による事故を発生させないことが何よりですが、万が一起こってしまった場合には、どうしたらよいのでしょうか。水による事故の対処法についてご紹介します。

溺れている人がいたら

1 付近に助けを求める。溺れている人を救助する。
  • 付近に大声で助けを求めるとともに119番通報も併せて依頼する。
  • ロープや浮き輪などを投げる、又は長い棒を差し出し溺水者を救助する。
ポイント  泳いで溺水者のところへ向かうのは最後の手段

2 陸上に上げ搬送する。呼吸が無ければ直ちに口対口人工呼吸法を行う。
  • 可能であれば人工呼吸は水中からの救出中においても行うが、あくまでも泳いで溺水者のところへ泳いで向かうのは最後の手段であることを忘れない。
  • 溺水者の下に厚い板などを入れ静かに持ち上げ搬送する。
  • 意識が無ければ、頭部後屈あご先挙上法で気道確保をし呼吸を確認し呼吸が無ければ人工呼吸を実施する。(頸部の損傷が疑われる場合は、頭部を後屈せず下あごのみを引き上げる。)
ポイント 頭部に怪我があれば飛び込み等による頸部の損傷を考える

3 循環のサインがなければ心臓マッサージを行う。
  • 2回の人工呼吸後、循環のサイン(自発呼吸、咳き込み、体の動き)が無ければ、15回(成人)の心臓マッサージを実施する。
  • 以後、人工呼吸2回、心臓マッサージ15回(成人)のサイクルを繰り返す。
ポイント 人工呼吸に際して、水を吐かせる必要は無い。もし、水を吐いたら顔を横に向け口の中をきれいにする。
 

 

より詳細な内容が必要な方は

東京消防庁ホームページhttp://www.tfd.metro.tokyo.jp/をご覧下さい

 

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